画像生成AI「Midjourney」の始め方をイチから解説

AI生成/AIチャット

Midjourneyってなに?

皆さんは、「Midjourney(ミッドジャーニー)」をご存知ですか?

Midjourneyとは、プロンプトと呼ばれる指示のテキストを入力し、写真やイラストなどを自動生成する画像生成AIツールです。 以前は無料でトライアルできたMidjourneyですが、2023年3月28日以降は無料版が廃止され、2024年4月現在では有料版のみが提供されています。

まずは使ってみよう

ここからは、画像生成AI「Midjourney」で遊んでみたいけど、始め方が分からないという人向けに、イチから解説していきます。Midjourneyは、チャットアプリである「Discord」のコミュニティに参加して、画像生成AIとチャットすることで利用できるインターフェースです。

まずは「discord.com」にアクセスしてアプリをダウンロードし、ユーザー登録を行いましょう。

「Windows版をダウンロード」をクリックして、ダウンロードが完了したら「DiscordSetup.exe」をダブルクリックで起動しましょう。「Discord」が起動したらユーザー登録を進めてください。

Midjourneyのサイトへ

続いて、ブラウザから『Midjourneyのサイト』にアクセスして「Join the Beta」ボタンをクリックします。

Discordが起動し、自動的にMidjourneyのコミュニティに招待されますので、そのままログインするとMidjourneyのコミュニティと自分のDiscordアカウントが紐づけられて参加できるようになります。

Midjourneyの作品集を見るには?

Midjourney Discord内のショーケースで、ユーザーが生成した作品を見ることができます。v4など最新バージョンを使った作品も確認できますので、プロンプト作成で迷ったらどうやって作成しているのか参考にしてみましょう。

Midjourney Showcase
https://www.midjourney.com/showcase

サブスク契約

以前は無償で利用できたMidjourneyですが、2023年3月末で無料版が廃止され、2024年4月以降は有料版のみの提供になりました。利用前にサブスク契約が必要となりますので、コマンドラインに半角スラッシュを入力して表示されるメニューの中から「/subscrib」を選択し、エンターキーを押しましょう。

Midjourneyは、Basic、Standard、Pro、Mega の4つのサブスクリプションプランを提供しています。以下の表は、2024年5月時点の各プランの機能の内訳を示しています。

基本プランスタンダードプランプロプランメガプラン
月額サブスクリプション費用10ドル30ドル60ドル120ドル
年間サブスクリプション費用$96
($8/月)
$288
($24/月)
$576
($48/月)
$1152
($96/月)
高速な GPU 時間3.3時間/月15時間/月30時間/月60時間/月
GPU 時間をリラックスする無制限無制限無制限
追加のGPU 時間を購入する4ドル/時間4ドル/時間4ドル/時間4ドル/時間
ダイレクト メッセージで一人で作業する
ステルスモード
最大同時ジョブ数
画像を評価して無料のGPU時間を獲得
使用権利一般的な商取引規約*一般的な商取引規約*一般的な商取引規約*一般的な商取引規約*
詳細については、ドキュメントを参照してください。(https://docs.midjourney.com/docs/plans
すべてのプランは月単位または年単位で請求できます。年間プランは、月額料金から 20% 割引で前払いで請求されます。
いつでも購読していれば、ほぼどのような方法でも画像を自由に使用できます。
年間総収益が 1,000,000 米ドルを超える企業の場合は、Pro プランまたは Mega プランを購入する必要があります。
詳細については、利用規約をご覧ください。(https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service

各プランの違いについてご説明します。
ベーシックプランでは、生成できる画像は月に200枚までとなります。スタンダードプランは、生成画像枚数は無制限ですが、優先的に速く画像生成が行えるFastモードの利用時間が15時間までとなります。続いてプロプランは、Fastモードの利用時間が30時間までとなります。さらに、ベーシックプランとスタンダードプランでは一度に3つの命令を実行できますが、プロプランでは同時に12個の画像生成命令を出すことができます。また、プロプランでは、他のユーザーに生成過程を知らせずに画像生成するステルスモードを利用することができます。

Midjourneyで生成される画像は1回の命令で4パターン作られるので、ベーシックプランで利用できるのは最高で50回までとなります。

Midjourneyで画像生成を実行

サブスクリプション契約完了後、Discordの画面に戻ったら画像生成にチャレンジしてみましょう。

newbiesチャンネルのコマンドラインに半角スラッシュを入力し、表示されたコマンドの中から「/imagine」を選択します。コマンドラインに表示された「prompt」の文字に続けて、生成呪文(プロンプト)を入力していきます。

使用したプロンプトはこちら▼
23 years old actress, Japanese, background is disney

Midjourneyでの画像生成と閲覧プライバシー

Midjourneyで画像生成をしている時に自分の作品が他のユーザーに見られるのが気になりませんか?

共有チャンネルで画像生成を行っている場合、ほかのユーザーも同時に使用しているので自分の作品の生成過程が他人に丸見えの状態になっていて、自分で作ったプロンプトが真似されてしまう危険性があります。また、ほかのユーザーの作品によって、自分の作った作品が埋もれてしまい作業効率が落ちてしまうリスクもあります。

Midjourneyでは、画像を生成する場所が「共有チャンネル」「ダイレクトメッセージ」「自分専用サーバー」「ステルスモード」の4つあります。Discord上の共有チャンネルは、前述でご説明した「newbies-〇〇」という名称の共有チャットルームのことです。Discordで画像を生成する場合、共有チャンネル上で作業を行うと、自分が生成に使用したプロンプトや個人の名前も他人に閲覧されます。

画像生成方法Discordの閲覧ウェブギャラリー
の閲覧
利用できるプラン
共有チャンネル上での画像生成見られる見られる全てのプラン
ダイレクトメッセージ上の画像生成
自分専用サーバー上の画像生成 
見られない見られる全てのプラン
ステルスモード見られない見られないプロプラン
メガプラン

Midjourneyで画像を生成するときに、他人に見られることなく誰にも邪魔されずに作業を行うためには、Discordを使い「ダイレクトメッセージ上で画像生成を行う」「自分だけの画像生成スペースを作る」「プロプラン以上にランクを上げステルスモードを使う」の3つが考えられます。

Discordのダイレクトメッセージ上で画像生成を行う

Discordにはダイレクトメッセージを受け取るサーバーが表示されますが、このダイレクトメッセージ内で画像生成を行えば他人から見られることはありません。ただし、このダイレクトメッセージ内で生成した画像もウェブギャラリーでは表示対象になります。

Discordで自分だけの画像生成スペースを作る

共有チャットルームでは、自分の画像が他の人の画像に埋もれてしまい、操作が煩雑になってしまうので、作業効率を上げるためにおすすめしたいのが自分専用のサーバーです。以下の手順で作成できますので、ぜひ試してみてください!

  1. 左サイドバーの「+」アイコンをクリック
  2. 「サーバーの作成」のポップアップで「オリジナルの作成」をクリック
  3. 「自分と友達のため」を選択
  4. サーバー名を入力して「新規作成」をクリック
  5. 既存の「Midjourney」のサーバーにアクセスしてアイコンをクリック
  6. 「Midjourney Bot」から「アプリを追加」をクリック
  7. 「サーバーに追加」の項目で、先ほど作成したサーバーを選択
  8. 権限は全てチェックしたまま「認証」ボタンをクリック
  9. 新規追加したサーバーに「Midjourney Bot」が追加されました
  10. メッセージ入力欄に「/imagine」を入力して使ってみましょう
ステルスモードを使う

Midjourneyの「プロプラン」と「メガプラン」を利用している方だけが利用できるのが「ステルスモード」です。ステルスモードを使用をすると、生成過程を他のユーザーから盗み見られることがなくなり、ウェブギャラリーにも表示されませんので、仕事で利用していて、アイディアの盗用が気になる方には是非おススメです。

著作権と商用利用について

Midjourney利用時の著作権問題

簡単なプロンプトを書くだけで、とてもクオリティの高い画像が生成できるMidjourneyですが、著作権を侵害するケースがいくつかあります。例えば、以上の3つの要素が全て満たされると、著作権侵害で訴えられる可能性が0ではなくなります。

  1. 生成した画像を公衆に向けて発信する場合(特にステルスモード以外での作成)
  2. 生成した画像が著作物と類似性(似ている)がある場合
  3. 類似性があった場合に、依拠性も認められる場合

自分で描いた絵であれば「ドラえもん」のイラストをそっくりに模写したとしても、私的使用する範囲であれば著作権侵害にはあたりません。 一方で「ドラえもん」のイラストを模写した画像を、インターネットなどを利用して公衆に向けて発信したり、商用利用すると著作権侵害になります。

Midjourneyでは画像を生成すると、その画像は自動的にWebサイトにアップロードされます。 このWebサイトにアップロードされた画像は、誰でも閲覧・ダウンロードすることが可能です。つまり公衆の目に触れることになります。

Midjourneyの利用規約にも以下のように記されています。

Midjourney は、公開設定に投稿される画像やプロンプトを他の人が使用したりリミックスしたりできるオープンコミュニティです。デフォルトでは、画像は公開およびリミックス可能です。

https://help.midjourney.com/en/articles/8150363-can-i-use-my-images-commercially

他のユーザの画像をアップスケールした場合、そのアップスケールはあなたではなく、元の作成者が所有します。アップスケールされた画像は、あなたのものではなく、ウェブサイト上の彼らのギャラリーに表示され、使用するには彼らの許可が必要になります。

人が描いたモノでも、AIが生成したモノでも著作権侵害の観点では同じ扱いを受けます。他者の著作権を侵害する可能性がある画像の生成には気を付けましょう。(複製権・翻案権・公衆送信権の侵害)

参考資料:令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」の講演映像及び講演資料
参考動画:令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」

著作者とは?

著作者とは、「著作物を創作する人」のことです(第2条第1項第2号)。 一般には、小説家や画家や作曲家などの「創作活動を職業とする人」だけが著作者になると考えられがちですが、創作活動を職業としていなくても、作文・レポートなどを書いたり、絵を描いたりすれば、それを創作した人が著作者になります。

つまり、小学生や幼稚園児などであっても、絵を描けばその絵の著作者となり、作文を書けばその作文の著作者となります。 うまいか下手かということや、芸術的な価値などといったことは、一切 関係ありません。 また、私たちが手紙を書けば、多くの場合、その手紙が著作物となります。私たちは、日常生活を送る中で、多くの著作物を創作しています。

ただ、そうした著作物が出版されたり、放送されたりして経済的に意味のある形で利用されることがほとんどな いため、著作者であることや著作権を持っていることを意識することが少ないだけのことです。

なお、著作者とは「著作物を創作する人」のことであるため、著作物の創作を他人や 他社に委託(発注)した場合は、料金を支払ったかどうか等にかかわりなく、実際に著作物を創作した「受注者側」が著作者となります。このため、発注者側が納品後にその著作物を利用(例:自社のコピー機による増刷など)するためには、そのための契約をあらかじめ交わしておくことが必要になりますので、注意を要します。(引用元:著作権テキスト 文化庁著作権課)

商用利用について

MidJourneyについて、商用利用が出来ない例外は以下となりますが結論、有料プラン(年間100万ドル以上の収入のある企業であればProプラン以上)であれば商用利用が可能となります。

  • 有料会員でない場合
  • 年間100万ドル以上の収入のある企業の場合

Midjourneyの利用規約について

Midjourneyの正確な利用規約情報は公式サイトの原文をご覧下さい。

利用規約
https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service

1. サービスの可用性と品質

著作権、特許権、商標権を含む他者の知的財産権を侵害するために本サービスを利用することはできません。そのような行為を行った場合、法的措置や本サービスからの永久的な排除などの罰則の対象となる場合があります。

You may not use the Service to try to violate the intellectual property rights of others, including copyright, patent, or trademark rights. Doing so may subject you to penalties including legal action or a permanent ban from the Service.

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service
2. 年齢要件

本サービスにアクセスすることにより、お客様は、お客様が少なくとも 13 歳以上であり、お客様の国におけるデジタル同意の最低年齢を満たしていることを確認します。お客様がお客様の国で本サービスにアクセスするのに十分な年齢であるが、当社の規約に同意する権限を持つ年齢に達していない場合、お客様の親または保護者がお客様に代わって当社の規約に同意する必要があります。

By accessing the Services, You confirm that You are at least 13 years old and meet the minimum age of digital consent in Your country. If You are old enough to access the Services in Your country, but not old enough to have authority to consent to our terms, Your parent or guardian must agree to our terms on Your behalf.

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service
3. お客様の情報

本サービスを利用することにより、お客様は、メールアドレス、ユーザー名、請求情報、お気に入り、画像出力、お客様が入力したテキストプロンプト、またはお客様が本サービスにアップロードしたサンプル画像などの個人情報をMidjourneyに提供することがあります。

By using the Services, You may provide Midjourney with personal information like Your email address, user name, billing information, favorites, image outputs, and text prompts that You enter

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service
4. コンテンツの権利

適用法の下で可能な限り、お客様は本サービスで作成したすべての資産を所有します。ただし、いくつか例外があります。

  • お客様の所有権は、本契約によって課される義務および第三者の権利の対象となります。
  • 年間収益が 1,000,000 米ドルを超える企業またはその従業員の場合、資産を所有するには「Pro」または「Mega」プランに加入する必要があります。
  • 他人の画像を拡大した場合、その画像の所有権は元の作成者のままとなります。

You own all Assets You create with the Services to the fullest extent possible under applicable law. There are some exceptions:

  • Your ownership is subject to any obligations imposed by this Agreement and the rights of any third-parties.
  • If you are a company or any employee of a company with more than $1,000,000 USD a year in revenue, you must be subscribed to a “Pro” or “Mega” plan to own Your Assets.
  • If you upscale the images of others, these images remain owned by the original creators.
https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service

Midjourneyのスタイル集をご紹介!

Midjourney Style Reference Codesをまとめたサイトをみつけました!様々な表現を試してみたい方は是非、使ってみてください。

Midjourney Style Reference Codes – sref codes – AIIQ Portal

Midjourneyのスタイル集 Midjourney Style Reference Codes

【保存版】Midjourneyで自由自在に画像を生成!使えるプロンプト 全一覧

【保存版】Midjourney おすすめプロンプト100選+chatGPTで自動化するプロンプト

スタイル一覧 – Midjourney(ミッドジャーニー)プロンプト集

Midjourneyのプロンプトを一覧で紹介!

AI写真集 ミッドジャーニー(Midjourney)で作った「NEKO STREET SNAPS (ネコストリートスナップス)」〜めちゃくちゃ格好いい可愛い猫のファッションスタイル集〜: 猫好き おしゃれ 幼児向け 子供向け 大人向け

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